2030年危機への対策をしていない建築業や若手社員の伸び悩み・Z世代への評価等にお悩みの企業は、人事制度の見直しが必要かもしれません。自走型にシフトすることで、社員一人ひとりの働きがいと生産性アップを実現することが可能です。
自ら意思決定し行動する「自走型組織」では、一人ひとりが強い責任感を持って業務に取り組むことができます。働きがいを実感しながらエンゲージメントが高まり、定着率や生産性の向上につながるため、組織全体のパフォーマンスが自然と引き上げられるのです。
このような自走型組織を実現するうえで鍵となるのが、人事制度の設計です。評価・報酬・キャリアパスといった仕組みが、社員の自発性と組織の方向性を一致させるよう設計されていることがポイントとなります。
人事制度は、主に「等級制度」「評価制度」「報酬制度」の3つを設計する制度のことです。
人事制度は賃金制度だけを指しているのではありません。社員にとって今の悩みは給料かもしれませんが、本質的な悩みは将来に向けての不安解消です。
プレジャーサポートでは、経営幹部の目指したい組織像をヒアリングしたうえで、それを実現させるために必要な人事制度の在り方を定義し、具体的な仕組みまで落とし込む支援を行います。
「一般的な人事制度を体裁だけ整えればよい」ということはなく、組織それぞれの個性や色を汲み取りながら組織の潤滑油となる制度づくりをサポートします。
制度設計の目的を明確にする
多くの人事制度が定着しないままに失敗します。その原因の多くは制度導入自体が目的となってしまい、いずれ形骸化してしまうから。制度設計の目的を明確にすることが大切です。
プレジャーサポートでは、下記の流れで自走型人事制度を設計いたします。
①等級制度設計
②評価制度設計
③スキルマップ作成
④報酬制度設計
⑤キックオフ支援(説明会・評価者研修)
⑥運用支援
①等級制度設計
役割や責任に基づいた等級制度を設計します。肩書きや年次ではなく、組織への貢献度や成果に応じた位置づけとすることで、社員の納得感と挑戦意欲を引き出します。
②評価制度設計
ビジョン実現に向けた行動や成果を正当に評価できる仕組みを構築します。自発的な成長を促すために、行動指針との連動や、フィードバック重視の設計を行います。
③スキルマップ作成
職種ごとに必要なスキルを可視化し、社員が自ら成長課題に気づける仕組みをつくります。育成やキャリア開発、評価基準の明確化にもつながります。
④報酬制度設計
評価結果や等級に連動した報酬制度を設計します。自発的に成果を出す社員が報われ、組織の方向性と個人のモチベーションが一致するよう設計します。
⑤キックオフ支援(説明会・評価者研修)⑥運用支援
新制度を社内に浸透させるため、社員説明会や管理職向けの評価者研修を実施します。運用開始時の混乱を防ぎ、現場への定着を図ります。
また、制度導入後も評価の実施やフィードバック運用を支援します。人事部門だけでなく現場にも浸透するよう、改善提案や伴走支援を行います。
工数は一例です。貴社の状況にあわせて設定させていただきます。
人事制度設計スケジュール | |
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取組み | 工数例 |
等級制度設計 | 2回 |
評価制度設計 | 2回 |
スキルマップ作成 | 4回 |
報酬制度設計 | 2回 |
キックオフ支援(説明会・評価者研修) |
2回 |
運用支援 | 6回 |
社員が自ら考え、動き、成果を生み出す「自走型組織」を実現するためには、人事制度の在り方が大きな鍵となります。
本コンサルティングでは、等級・評価・報酬制度に加え、スキルマップや運用支援までを一貫してご提供。制度設計を“つくる”だけでなく、“根づかせる”ことにこだわり、組織の自走を後押しします。
当研修以外にも様々な研修コンテンツやコンサルティングサービスを取り扱っております。
貴社に合うものをご提案させていただきますので、まずはお気軽にご相談ください。