代表挨拶
お客様の喜びと未来をサポートする。

私は毎日思い悩んでいます。
その悩みの大半は人に関することです。
身近にいる社員さん、お客様の所で働く方、プライベートでの知り合い。
そういった方々が、自分の価値を見出せずにいると本当に悲しい気持ちになります。

新聞を見ると自分の価値を見出せずに残念な選択をしている人も目にします。
逆に、数か月前まで暗い顔をしていた人が顔をあげ、明るい笑顔を取り戻していると本当にうれしい気持ちになります。
私たちのVisionは【自分の役割に自信を持ち、互いの価値を認めあえる社会を創ります。】となっています。

これには順番があって、私たちは自分の役割に自信を持つことを先にしていますが、中には“利他の気持ちが大切だ”“他人の役に立つ人生を送るべきだ”という方もおられると思います。
しかし自分の役割に自信を持つことができない人が、他人の役に立ったり相手のことを認めたりすることができるでしょうか?
少なくとも私にはそんなことはできません。
だからこそ、自分の役割に自信を持ってほしいし、その結果として隣にいる人から順番に価値を認めてもらいたいのです。

ではどうすれば自分の役割に自信を持つことができるのか?
ありがとうと言われる回数を一度考えてもらいたいのです。
そのありがとうと言われる回数を一回でも多く増やしてほしいのです。

『人の役に立とう』というと急にハードルが上がるかもしれませんが、『ありがとうと言われる回数を増やそう。』ならば、意外と多いのではないのでしょうか?
相手がしてほしい事と自分ができることをよく考えると、見えてくることがあると思います。
手がふさがっていたらドアを開けてあげる、電車でお年寄りが立っていたら席を譲ってあげる。
そんな小さな関心が、相手にとっては心からのありがとうに繋がることもあると思うのです。
その積み重ねが自分の役割に自信を持つことに繋がると思っています。

文字に起こせば簡単なことで、小学校の頃に学校の先生や身近な大人に言われたことをすれば良いだけなのです。
しかし大人になってその当たり前が見落とされがちなことも事実です。
それは、大人自身も余裕がなくなってきているからだと思います。
プレジャーサポートが掲げるMissionは【みんなの“分かる”と“分かり合える”のお手伝い】です。
このMissionに基づいた言動をすることで、Visionを成しえると考えています。

ここにある“みんな”とは誰なのか?
それは今働いている人、これから働こうと思っている人、働きたいと思いながらその機会がない人を指しています。
もちろん今働いていない人のことを考えていないわけではないのですが、私たちができることから逆算すると、“働く事=人のために動く事”から順番に考えたいと思っているからです。
まずは自分自身が自分のことを理解し、そこから互いのことを分かり合えるのだと思っています。

生まれてから48年、社会に出てから25年経ちました。
思い悩むこと自体は悲しい感情もありますが、それだけ自分の役割を見つけるきっかけにもなっていると思っています。
人生の半分以上を社会人として過ごしてきた中で、一番の財産は人に恵まれたことだと思っています。
人は出会いによってその人生が変わると思います。

私は私に機会をくださった周りの方々に感謝しています。
だからこそ、私自身も誰かにとって『自分の役割に自信を持つ』きっかけになることができればと考えています。
プレジャーサポートという会社が、社員の皆さんにとってきっかけとなり、それがより多くの方々にとって何かのきっかけになることを心から願っています。