会議の司会進行やファシリテーションをさせていただく事が多い仕事です。
ただ、元々サラリーマン時代から会議はあまり好きではなかったので、
できるだけ逃げてきたタイプです。
何が嫌って『この論議、ここでする意味ある?』という『自分の時間を
奪われている感』がとても苦手でした。
しかし、会議自体はとても大切(なものが多い)ですし、なくそうとは思いません。
そこで互いの意図を合意形成する工夫をしてきました。
こんな資料を使って配るのもその一つです。
という前提で。
会議では事実に基づく解釈を合意形成し、仮説を立てて対策を講じる準備をする
事になると思います。
その際に、
➀事実に基づく
=今起きている出来事を客観的に共有する(数字が一番早い)
➁解釈を合意形成し
=悪い目標達成もあれば良くない達成もある。その事実が良いのか悪いのかは人によるので
会議の場で良い・良くないを合意形成する
➂仮説を立てて
=解釈まで合意形成できれば、なぜその事実が起きているのかを考える
④対策を講じる
=起きている事実や現象を変えるのではなく、原因にアプローチする
事が大切なわけですね。
この➂仮説を立てる際に起こりがちなのが『犯人探し』。
どんなに優しく『なぜ新規集客が上手くいかなかったのでしょう?』と聞いても、
(↑この段階では原因究明)
当事者からすれば、『こうなった原因は誰にあるのか?』と聞かれていると思いがち。
(↑ここでは犯人探し)
原因究明と犯人探しの一番の違いは、『その後どうしたいか?』だと思います。
犯人探しの目的はまさに『犯人をつるし上げる事』ですが、原因究明は原因の
先にある対策を講じる事です。
一番大事なのは、常々目的を明確にした会議にすることかもしれないですね。