2024年2月21日

474話 プロフェッショナル

昔社内で『プロとは何か?』という話をした時に、私の考えは『1円でもお金をお預かりする以上その人はプロである』という見解を伝えしました。

その時に一部の社員からは『???』という文字があふれ出ていましたが、アマチュアとの対比で考えるとそのような表現になるという事を伝えたかったのです。

 

お金を預かるという行為は、どれだけの額であれ、極めて重要な責任を伴います。

1円であろうと、顧客からの信頼と期待を背負うことに変わりはありません。

では、あなたは何のプロなのでしょうか?

自分自身の専門性やスキルを見つめ直し、その価値を社会や顧客にどう提供できるかを考えてみてください。

『いえいえ、私なんてプロと呼べるほどのスキルなんてありません。』

というのであれば、今の時給を全額返上してボランティアスタッフとして従事する方が良いかもしれません。

 

自身にその気がなくても、お客様は皆さんの会社にお金をお支払いしますが、それは当然プロであるからお支払いするわけで、

それが社員の皆さんに還元されるわけですからプロとしての水準が求められます。

 

プロであるためには、厳密にはプロであり続けるためには、常に学び続ける姿勢が不可欠です。

技術や知識は日々進化しています。昨日の延長線上に今日があるわけではありませんから、昨日の成功が今日も保証されるわけではありません。

だからこそ、自己研鑽を怠らず最新のトレンドや技術、顧客の変化するニーズに敏感であることが求められます。

また、プロとしての責任感や倫理観も重要です。

自分の行動が顧客や社会に与える影響を常に意識し、正直かつ公正な対応を心掛けることが、長くお付き合いいただけるための根底であり、最重要要件なのです。

 

そういった意味で常に自問自答しなければなりません。

「私は何のプロなのか?」

「私は顧客にどのような価値を提供できるのか?」

そして、「私はその責任を全うできているか?」。

これらの質問に自信を持って答えられるよう、日々の業務に取り組むことが真のプロへの道なのです。

 

≪今日の心がけ≫

自分は何のプロなのかを答えられるようになりましょう