2022年4月1日

326話 刻み込む ~週末振り返りのすゝめ~

プレジャーサポートのスタッフは日報を毎日つけるようにしており、そこには通常の

スケジューリングと報連相の他に【事実と解釈、原因、対策、感謝】の欄があります。

入社したばかりのスタッフは『なぜこんなことを毎日書くのか?』といった疑問から始まり、

『毎日書いているのだからフィードバックしてほしいし、フィードバックがないなら書く意味が分からない。』

といった声も伝え漏れてきます。

 

日報の目的はもちろん上司の進捗管理の為でもありますが、タスクやスケジュール管理だけならば

日報以外にも方法はいくらでもあります。

ここで大切にしていることは

『どんな出来事に対して感度が高く、どの様にとらえているのかを上司が知ること』であり、

一番は『自分自身の心に刻み込む』ことだと思っています。

 

人間の記憶なんて本当に曖昧なもので、毎日の生活の中で自身の成長を覚えておくなんて不可能。

特に人間は動物としては弱いですから、ネガティブな情報を優先的に記憶に残しておくように

できています(そうでないと強い生物に食べられてしまいますから)。

たかだか100年の人生の中ではDNAを上乗りすることは不可能で、何らかの対策が必要です。

だからこそ毎日『今日の自分には何が起きたのか?何が成長と言えるのか?』を記録しておく必要があるわけです。

もちろん成長するために生きている人はいないでしょうから、とにかくまずは『事実を刻み込む』ことが重要。

 

僕自身も毎日を就寝前に振り返り、今日の自分と向き合うようにしています。

週末の朝は先週1週間を振り返り、来週1週間の計画を立てるようにしています。

 

 

これをする事で平日の混乱を最小限に抑える事ができています。

もちろん人によっては『休みの日まで仕事の事を考えるのは無理。』という方もおられると思います。

ただ僕は

➀週末じゃないと落ち着いて自分を俯瞰できない

➁平日の5日間を混乱し続けるくらいなら、休みの日の1時間を使った方がまし

という考え方です。

 

が、先週は平日の調子があまり良くなかったのか、ベッドで横になると同時にご就寝・・・。

という事で1週間を振り返っても何も記録が残っていない・・・。

事実は思い出せるが感情は思い出すことが困難です。

改めて、毎日の振り返りの大切さを知りました。