406話でも「Valueについて」触れましたが、今日はValue策定の過程についてお話しさせていただきます。
当社は2019年頃までは、「経営理念」と「VISION」しか掲げていませんでした。
この頃から仲間が増え始め、深堀する必要が出てきてリブランディングの機会もあり、経営理念をMISSION・VISION・VALUEに分けることに。
VALUEにも着眼した理由としては「行動をルールで縛りたくない反面、何らかの判断基準が必要」という解に行きついたからです。
そこで当社では経営理念をいわゆるMVVに分けました。
[MISSION]みんなの分かると分かり合えるのお手伝い
[VISION]自分の役割に自信を持ち、互いの価値を認めあえる社会を創ります
[VALUE]俯瞰・言語化・数値化・描写・仕組化
ここである程度今の骨格が形作られたのですが、VALUEだけはしっくりきませんでした。
VALUEとは二つの側面があります。
一つはお客様への提供価値。もう一つは私たちが最も大切にしておきたい価値観。
VALUEを定めた当初は、どちらかというと前者で考えていました。
というのも、自分たちが大切にしている価値観の延長線上にお客様への提供価値があるのだから、それをわざわざ分けるのはおかしいのでは?という観点からです。
結局のところ
[VALUE]俯瞰・可視化・言語化・数値化・仕組化
で落ち着きました。
VALUEを考えるときは、広大な野原を思い浮かべてみてください。
あなたは今そこを俯瞰しています。広大な野原の向こうに何やらたくさんの動いているものがあります。
今あなたが頭の中に描いたものがVALUEの中にある可視化です。
それはどうやら象の群れのようです(言語化)。
数えてみると象の群れは15頭いるようでした(数値化)。
もっと近くで安全に観るためにはサファリジープを用意すればいいですね(仕組化)。
それを仕事に当てはめて考えれば、お客様のお悩みを解決するお手伝いができると考えていたのです。
しかし、社会がコロナ一色になった頃から、考え直さないといけない部分も出てきました。
VALUEとは大切にしたい価値観や当社のこだわりとも解釈できるのですが、その頃から研修運営の軸となりつつあったオーナーシップという考え方が、まさに当社でも重要だと感じるようになりました。
そこでVALUEをオーナーシップの構成要素と言える「自己理解・目的思考・自己決定」に変更したのです。
同時にPURPOSEという概念が取り沙汰され始めたのもこのころです。
20年程前であれば経営理念を設けていること自体が差別化になると言われていた時代もあったのですが、今では社会的にもそんなことは当たり前。使命や存在意義のとらえ方がより重要だと、社会的・未来的に発展していったものがPURPOSEです。
当社では未来に向けての存在意義であるPURPOSEを≪働きがいを創造します≫と設定し、今の存在意義と言えるMISSIONは≪みんなの“分かる”と“分かり合える”のお手伝い≫と考え、日々の行動としてはVALUE≪自己理解・目的思考・自己決定≫に基づいた行動をしましょう、としています。
VALUEに基づいた行動をしたいものです。