3ヶ月以上ご来店が無い方に来店促進のアプローチをしているか?
今までは「失客した人に対する分析」の話でしたが、そもそもそうならないのが理想なわけで、予防が大切なわけです。
そういった意味では、本来はお客様ごとに最適な来店サイクルでお越しいただきたいですよね。
が、それが不可能なのであれば設問にあるような、3か月でざっくりと区切ってしまうのも一つの方法です。
ただ、もっと良い”事前予防”があるのですが、お気付きでしょうか?
それが、「次回予約」です。
よくサロン様で「次回予約を高めよう」というキャンペーン(?)を拝見します。
多くのサロン様で「次回予約を取ってもらう目的は?」と聞くと、「サロン運営(売上)が安定する」という回答に行き着きます。
そういったサロン様で気を付けていただきたいのが、「何のための次回予約なのか?」ということ。
もっとストレートに言うと、「お客様にとって次回予約を取るメリットは?」という事ですね。
そのメリットが無いから、次回予約クーポンに依存せざるを得なくなるのです。
なぜお客様に次回予約を取っていただきたいのか?
それは、
①お客様に最適なサイクルで、確実にお越しいただくため。
(最適なサイクルでご予約いただくにしても、後からだとその枠が埋まってしまう可能性があります。 )
②私たちが事前に万全の準備をしておくため
(私たちはお客様がお越しになる前日には、そのための準備をしています。だから事前にご予約いただきたいのです。)
といった事でしょうか?
次回予約を強化するには「事前予約率」に着眼しましょう。
次回予約(取得)率は、前日の晩にカルテを抜き出して準備をするための「事前予約率」を高めるための指標なのです。