昔は私の周りにも『家族経営』や『大家族主義』を掲げる企業がありました。
皆さんはその言葉を聞いてどんなイメージがわきますか?
もしかすると私と同世代の方(いわゆるアラフィフ)は、懐かしさと共に仲の良い社員とのコミュニケーションを想像するかもしれません。
しかし、冷静に考えていただきたいのですが“昔と今の家族像”を比べてみるとどうでしょう?
昔の家族はドリフのコントのように茶の間にお父さんとお母さんがいて、子どもが2人並んで座っている。
でも今は?
今、“典型的な家族像”ってあるのでしょうか?
個性が尊重され、多様性という言葉が一般化される中でそれぞれの人が思い描く家族像は人それぞれ。
つまり、家族という言葉自体の捉え方や定義が変わってきたのです。
そういった『それぞれが思い描く家族像が異なる』中で、『家族経営』という言葉だけが一人走りしたり、
経営者の都合が良い時だけ『家族みたいな会社を作りたい』という言葉が受け入れられる時代ではありません。
中には『家族なんだから好きな時にだけ話をして良いし、もちろんクビになる事もないですよね?』という社員もいるかもしれません。
≪今日の心がけ≫
自社の経営スタイルを○○経営で表現してみましょう