おかげさまでPleasure Supportは、2025年9月9日に創業20周年を迎えることができました。
これまで出会ってくださった皆さまに、心から感謝申し上げます。
ご縁に恵まれ、何とかここまで続いてきました。正直なところ「よく生き延びてきたな」と思う瞬間も多々ありました。
様々な調査によれば、20年続く中小企業はおよそ50%。新規事業としては0.3%というデータもあるそうです。
この20年を振り返ると、本当に激動でした。
「試行錯誤の20年」のなかで、たくさんの失敗をし、たくさんの喜びをご一緒させていただきました。
ただ、さらに10年先の「30年」を迎えられる企業は、統計上ではおよそ半分。
つまり、2分の1の確率で30周年のご挨拶ができないかもしれません。
だからこそ、これからの10年に思いを馳せたいと思います。
便利な世の中になり、AIや機械に任せられることはどんどん増えています。
でも忘れてはいけないのは、そのAIをつくったのも、恩恵を受けているのも、人だということ。
人は言い訳もするし、楽もしたがるし、酔っぱらって次の日に後悔したりもします。
(それ、わしやないかい。)
でも、人は「誰かに必要とされる」ことで、役割に自信を持ち、成長し、誰かを励ましたくなる生き物だと思います。
近年の閉塞感の正体は、若者の自己肯定感の低下ではなく、
年長者が「人に期待するのをやめ、AIに任せた方が楽」と思い始めていることかもしれません。
Pleasure Supportはこれからも、AIの力をうまく取り入れながら、
人が人を必要とし合える社会をつくる挑戦を続けます。
「働きがい」を合言葉に、企業での働きがい創造支援、障害者雇用支援、教育機関と連携した若者支援にも本気で取り組んでいきます。
これまでの20年は「ご縁に生かされた20年」。
これからの10年は「ご縁を未来につなぐ10年」にしていきたいと思います。
どうぞこれからも、あたたかく、時にツッコミを入れながら、Pleasure Supportを見守っていただけると嬉しいです。
自分の役割に自信を持ち、互いの価値を認めあえる社会を目指して。
代表取締役 町 孝幸