2024年12月16日

669話 【シリーズ】タイパよりハタパ⑥

働くパフォーマンス(=ハタパ)で悩む方の特徴についてお話ししてきましたが、

最後にお伝えしたいのは、誰かの役に立つためには個性のある能力が必要だということです。

学校では多くの知識を学びますが、社会で必要とされるのはそれだけではありません。

誰かの役に立つためには知識や体力など、自分自身の個性を活かした「他者に提供できる力」を身につけることが重要です。

それが「あなたにしかできないこと」や「あなたらしさ」として認識され、他者から求められる存在になる基盤となります。

ここで言う能力とは、学校で測られる偏差値とは異なります。

例えば、ある人は体力を活かして周囲をサポートできるかもしれませんし、別の人は知識や発想力でチームを助けるかもしれません。

大切なのは、自分の強みを理解し、それをどう活かすかを考えることです。

学校生活は他者との距離感を学びながら、自分の個性を見つける場でもあります。

ただ勉強をするだけでなく部活動や友人関係を通じて、自分が何に向いているのか、どのように他者に貢献できるのかを探ることが、

社会に出たときの大きな武器となります。

自分らしさを見つけ、それを磨いていくことで、他者から必要とされる存在へと成長できるのです。


≪今日の心がけ≫
自分の強みを意識し、それを活かす行動をしてみましょう。