315話　仕事とロゲイニング

たまに『仕事とプライベートを分けるかどうか』といった論議を耳にします。

自分の中では仕事が好きとか嫌いではなく、ただ楽しく生きているかどうかしか考えたことがなく・・・。

例えば僕は週末が空いていればカフェで一日中PCの前にいます。

それは“人から見たら仕事”に見えるかもしれません。

先日、仲良くさせてもらっている方々とロゲイニングをしました。

ロゲイニングとは街歩きをしながらポイントを訪れ、そこで得た点数を競い合うゲームです。

点数はスタート地点から遠くへ行けば行くほど大きくなり、2時間程度でより多くの

ポイントを持ち帰った方が勝ち、というルール。

数年前に岸和田市のイベントに参加したのが面白く、自分たちでできればと思って新入社員の

杉田君を誘いました。

当日は6名を2班に分けたのですが大いに盛り上がり・・・

僕たちは負けたのですが

非常に有意義な時間を過ごせました。

参加した6名は仕事だったのかと言うとそんなわけはなく、プライベートな時間と自分のお金を使って楽しんだだけです。

でも、仕事がなければこの接点はなかったわけで、誰もが『付き合いだから行かないとまずい』というものでもなかった・・・

と思いたい。

いずれにせよ、この企画が『またしたいね』と言い合えたのは、このロゲイニングの準備をしてくれた

杉田君のお陰であることは間違いないわけです。

写真では分かりにくいかもしれませんが、地図を創り、その中に適度なバランスで30か所のポイントを見つけ、

それを全て分かりやすい資料にまとめ・・・。

想像しただけで膨大な時間がかかっていたと思います。

もちろんこれは業務命令ではないわけで、いつでも断る自由があります。

それでもなぜそこまで準備したのか？

それは『誰かに喜んでほしい』という気持ちだったのではと思っています。

僕は若いころからこういったイベントやサプライズを仕掛けるのが大好きでした。

それは『誰かに喜んでほしい』という気持ちが強かったからで、それでお金がどうとかいう話ではありません。

仕事ってそんな気持ちの延長線上にあるのかな～。なんて思います。

だから、ベースにあるのは『誰かに喜んでほしい』という想いであり、それがたまたま金銭に換算されるなら

それに越したことはないですし、換算されなければしないというものでもない気がしますね。

ロゲイニング企画、いつでもお待ちしております(^^ゞ