今日から5月ですね。
毎年この時期になると『もう5月か😳』と言ってる気がします。
これはジャネーの法則という、歳をとるほどに加速度的に時間との体感が早くなるという現象。
5歳の子どもにとっての一年は人生の20%も締めるのに対し、50歳の私にとっての一年は2%の割合にしかならないということから、どんどん体感が短くなってくるわけですね。
昨日は大阪の堺市にある物流倉庫で見学会を開催しました。
障害者雇用の取り組みに共感してくださり実現したのですが、この会社では4年前からもう一人障害者雇用での先輩社員が在籍しています。
まずはその上司の方々から、仕事内容や働く上での工夫などをヒアリング。
ここで興味深かったのは、上司や先輩の姿勢。
まずはやってもらって、そこからできない部分を取り除き、それを『のびしろ』と捉えているご様子でした。
その後は現場を見学させていただいたのですが、
手前で我々が説明を聞いている奥では、今年入社した営業話新入社員の方々が同じ空間で説明を聞いていました。
私たちのミッションは『みんなの分かると分かり合えるのお手伝い』なのですが、正にこの様な光景を描いていました。
障害の有無なんてものは、“一部の”健常者が“一部の”障害者を区別する為の言葉だと思っています。
働く上で、少なくともこの倉庫で存在するのは“役割”だけ。
誰一人、自分の力だけで生きていくことなんてできないわけですから、それぞれがそれぞれの役割を全うするだけなんだと思います。
終わった後の振り返りで、見学に来ていた方々が仰っていました。
『先輩が働く姿がかっこよかった。』
その言葉はご本人にとっても、見学に来た方々にとっても、出迎える我々にとっても、意味のある言葉だと思います。
同席いただい支援員の方々も興奮気味に『受け入れている企業の方々の優しさが伝わる職場だったので、この魅力を伝えていきたい。』とおっしゃっていただけました。
これはその企業様にとっても、自社の魅力を客観評価してもらえたという意味で、大きなことなのではないかと思います。
小さくて大きな一歩になった一日でした。
《今日の心がけ》
自分の役割と向き合いましょう