昨日は口癖の話をしましたが、今日はその更に延長線のお話。
私が企業を訪問した際に、会議などで特に耳を立てているのが
『お客様が見えないところでどんな会話をしているか?』
今までの経験上、お客様が見えないところで、お客様に見られて困るような発言をしていたり、お客様に損失をかぶせるような会社は伸びません。
例えば『売れ残った商品をどの様に客に売りつけるか?』といった会社は長期的には100%伸びません。
つい先日、その真逆の事例を目にしました。
ある商社さんが、見積もりをあげた時よりも実際に販売した際の方が仕入れ値が下がったため、それを正直にお客様に伝えるとのことでした。
これはなかなかできる事ではないですね。
『原価高騰により値段が上がります。』
は分かりますが、
『予定よりも材料が安く低く仕入れる事が出来たので、それを価格に転嫁させて値下げする』というのです。
この様な真摯な姿勢が末永い顧客との関係構築になるのではないでしょうか?
≪今日の心がけ≫
正直に商売しましょう