2024年3月7日

484話 ccをtoに変えて捉える

グループラインやSNSの利用が一般化し、日々のコミュニケーションに欠かせないツールとなっています。

これらのプラットフォームを通じてのやり取りは、特に「宛名」が誰であるかによって、受け取り方が大きく変わることがあります。

 

例えば、メッセージが直接自分宛でない場合(toではなくCC)、それに対する反応や関与の仕方に個人差が出ます。

この違いは、長期的に見ると、個人の成長に大きな差を生むことになります。

 

グループチャットにおけるコミュニケーションでは特定の個人宛ではないメッセージも含め、グループの全員に向けた情報と捉えることが重要です。

同じグループのメンバーである以上、宛名が直接自分でなくても、送る側にとっては「見ておいて欲しい」という意図があるはずです。

このメッセージを自分にも関連するものとしてどのように捉え、反応するかがコミュニケーション能力や問題解決能力の成長に影響します。

宛名が自分でないからと言って何も確認しない、あるいは関与しない姿勢の人は、大切な情報を逃すだけでなく、チーム内での貢献や成長の機会を自ら放棄していることになります。

 

一方ですべてのメッセージを自分事として捉え適切に反応し、必要に応じて行動する人は、自らを成長させる機会を広げています。

このような姿勢は、自分自身のスキルアップにつながるだけでなく、組織全体の効率性や結束力を高める効果もあります。

 

SNSを活用する上で、受け止め方一つで成長の差が生まれることを理解し、積極的に関与する姿勢が重要です。

情報を受け取った際には、それが直接自分宛でなくても自分にできることはないか、その情報をどのように活用できるかを考えることが大切です。

これにより、自己成長だけでなく、コミュニケーションの質の向上にも繋がります。

グループラインなどのSNSを使ったコミュニケーションは、ただ情報を受け取るだけではなく、それをどのように処理し、反応するかによって、個人の成長に大きく寄与します。

 

全てを自分事として捉えることで、より積極的な姿勢で日々のコミュニケーションに臨み、成長の機会を最大限に活用しましょう。

 

≪今日の心がけ≫

CCを自分ごとと捉えましょう(発信者は必要な情報をしかるべき場所に発信しましょう)