2021年9月2日

305話 新人の役割

昨日はとある美容室でのアシスタント向け研修でした😊
彼ら、彼女らにお伝えしたかったことは、『人それぞれに役割はある』ということ。
データの取り方には疑問があるものの、日本の若者の自己肯定感は低いと言われています。

原因はひとつではないですが、一つ考えられるのは国民性かなと☝️
元々日本人の国民性として謙虚さが挙げられるので、
①親が子を他人の前で褒める習慣がない
②そういった教育の結果、子も一番身近な人に褒めてもらえた記憶がない
ということも大きいでしょうね😅

また転職が当たり前になった結果、新卒入社で散々『教えられる側』であった自分が、いよいよ教える側に回る直前に転職する事で、一旦リセットされます😅

新しい組織にはその組織の風土や文化がありますから、また一から教えられる側に回り、なかなか『認められる経験』がないままに月日が過ぎていく…
という図式も想像できますね☝️

ただ昨日もお伝えしたのが、『必ず自分には価値がある』ということ😊
これは世間で言われる『やればできる』的な精神論ではありません💦
マクロの観点から考えると、それぞれの“種”が絶妙なバランスで生態系を保っています☝️

それぞれの“種”は自分が全体の生態系の中でどんな役割を担っているかなんて知りません😅
それと同じように『あなたがいたから』ということは、本人の気づかないところで起きているものです😊

アシスタントや新人の内はいきなりお客様と接点を持つわけにもいかず、比較的縁の下の力持ちになる可能性も高いです☝️
当然【ありがとう】と直接言われる機会も少なくなるかも🤔
だから『私には役割があるのか?』と不安になります💦

ここで大きく三つに分かれます。
①そういったことには何も違和感を持たない『楽観思考』タイプ
②ただただ不安だけを覚える『自己追い込み』タイプ
③不安と向き合って乗り越える方法を考える『健全な危機感』タイプ

理想は③ですね😊
『あなた達がいるから頑張れる』という上司や先輩も多いはず☝️
上司先輩と呼ばれる方々は、一度考えてみませんか?

部下後輩の事を『便利な手』と考えていませんか?
その人たちに『チャンスを与えてやっている』のではなく、『その人たちがいることで、自分がチャンスをもらえている』のだと😊