今、大阪の道路交通事情が大きく変わっていることはご存じでしょうか?
あまり車に乗らない方は知らないかもしれませんが、2022年6月~2025年3月までという超長期間に渡って、大阪市内への流入幹線道路である阪神高速松原線が橋梁工事の為に封鎖されています。
大阪南部から市内へ流通する幹線道路は3つほどなので、1/3が閉ざされるということは残りの2本が1.5倍ほどの交通量になり、相当なダメージと言えます。
実際に、お客様の会社にお伺いする際の移動時間が読み切れず、通常ならば1時間かからないところが、ゆとりを見て1.5時間ほど確保しなければなりません。
私自身も大阪南部に住んでいますので、朝の通勤時間が電車だと1時間弱ですが、松原線回避の余波によって1.5時間以上かかります(実際には、湾岸線だといつ着くのか分からないので他の線を使っています)。
物流業の方や営業車を頻繁に使う方には大きな影響が出ていることと予測されます。
ちなみに、なぜこのような大掛かりな工事が必要なのか?
それは、松原線が開通して約50年の勤続疲労により橋梁自体が盛り上がってきてしまったのだそうです。
バブル前にできたインフラは今、大きな過渡期を迎えていますので今後もこういった大掛かりな工事に着手することが想定されますね。
さて、車通勤の時間リスクをお伝えいたしましたが「そんなにリスクがあるなら、おとなしく電車で移動すれば?」と思われるかもしれません。
しかし、日中の移動は車の方が圧倒的に早いのです。
駅から近いお客様ばかりではないため、電車で最寄り駅まで早く着いたとしても、そこから時間がかかってしまう場合もあります。
つまり、私の朝の30分のロスは日中の1時間のロスを賄うために使っていると考えられるわけですね。
「どうすればその移動時間を効率化できるか?」常に考えておきたいものです。