6年前の4月20日、僕は一回死にました。
6年前は1月1日に40度近い発熱。
毎年のように年末年始に1年分の熱を出すようにしているので、
まぁ『今年もか。』くらいに思っていました。
その時は特に病院に行くこともなく自宅療養。
2月1日にも熱が出ました。
3月1日にも。
作り話ではなくぴったり1日に発熱。
その時は神社に行きました。
手を合わせながら『ごめんなさい、きっと何か気づかぬ内に悪い事を
しているんだと思います。』ってな感じで。
病院に行っても原因は分からないとのことで、ただそれも2~3日もすれば
元気になりましたから気にもかけず。
ところが4月は1日ではなかったものの、やはり発熱。
そして4月は今までと違ったのが、背中の鈍痛。
『思い出した。結石や。』
何年か前にも入院して結石の手術をしましたのが、体質もあるので
完全にそれがなくなるわけではありません。
恐らく結石が再発したのであろうということで、急ぎ手術をした病院へ。
既に何度か結石の経験がある、いわば『結石のハイキャリア』なもので、
お医者さんにもどや顔で『結石なのでよろしく。』くらいの依頼をしました。
ところが、エコーを何度グリグリしても結石が見当たりません。
お医者さんからは『結石ではないです。』の一言。
『いやいや、だったらこの鈍痛と発熱は何なんでしょう!?』と問うても
『うちでは分かりません。』と帰宅を促されました。
痛いものは痛いって言っているのに~と思いながら仕方なく地元岸和田の
大きめの病院へ。
全身をくまなく調べられてお医者さんとのご面談。
開口一番『ご家族の方を読んでいただく事は出来ますか?』
・・・
・・・
え?それって・・・。
(続く)