2020年2月3日

245話 便利さの代償

僕たちが若い頃は、何かを調べるときは

①知っていそうな人に聞く

②辞書で調べる

③それでも分からなければ専門書を買って調べる

くらいしか方法がありませんでした😅

しかも、自分が知りたいことを直接教えてもらえることは少なく、そこへ行き着くまでのヒントというか、道筋程度しか分からないことが多く、『結局自分でしないと分からないよな😭』となることも多々ありました😅

だからこそ、それを知っていたり、体験している親や先生、上司や先輩の威厳が保たれていました☝️

しかし、今はどうでしょう?

何か知りたい事があればネットが教えてくれます☝️

(ちなみに何年かぶりにしたドラクエXは、あまりの簡単さに驚きました😳

村人がみんな親切にいろんなヒントをくれますね😅

昔のドラクエなんて、答えがわからなさすぎて攻略本持ってるやつに何度教えて欲しいとお願いした事か…😭)

しかも“体験ごと”教えてくれるので、『どうせこうなるからしなくて良いや。』となってしまうようですね😅

さらにその弊害として『何かを友達にしてあげたから喜んでもらえた』という体験も減ります😅

僕なんて大学の時、授業にろくに出ていなかったので(娘がこの記事を読みませんように🙏)、テストの前だけはやたら友達が増えたものです😤

あれ?例えが悪かったかな🤔

いずれにせよ、『これ、できなくて困っててん😫助かったわ、ありがとう😭😭😭🙏🙏🙏』と言ったり言われたりする経験が減ってきているわけです😭

働くって元々『人の為に動く』と書きます☝️

子供の頃に先生に褒めてもらいたくて黒板を消した、親に喜んでもらいたくてお手伝いをした…

その時に『ありがとう』と言われて不快になる人間は居ません☝️

そういった経験が積み重なった結果、たまたまそこにお駄賃がついた、それだけの話なんです😭

でも、小さい頃に『ありがとう』を言われる経験が少ないと、その快楽がわからないまま大人になり、『お金をもらう為に働く』つまり外発的動機だけで働かざるを得なくなります😭

外発的動機付けは持続性がありませんから、早期離職につながるのです😭

だから、若い内に一つでも多くの『頑張ったから感謝された』体験が必要なのです☝️