2025年1月16日
686話 労働法規との向き合い方
年々、労働法規の厳しさは増しています。
法律自体がより厳格になっただけでなく、その遵守が企業に強く求められる時代になっています。
過去には経営者の方から「社員の前であまり正しい知識を伝えないでほしい」と言われたこともありました。
しかし、近年ではインターネットの発達により、社員だけでなく時にはその保護者から問い合わせがあるケースも増えています。
こうした状況下で、経営者が労働法規を知らずに法を犯してしまうことは、まさに「火に油を注ぐ」ようなものです。
正しい知識を持った上で、自社がどのようにその法律をクリアしようとしているのかを明確に示す姿勢が重要です。
確かに中小企業の経営者の中には「中小企業をつぶす気か！」と叫びたくなる方もいるでしょう。
しかし、あなたの会社だけがその法律を適用されるわけではなく、また過去の常識が今の非常識であることはよくあります。
例えば、昔は学校の職員室で先生がタバコを吸う姿が当たり前でしたし、
テレビドラマでは川に不燃ごみを投げ込むシーンも普通に描かれていました。
今、そのような行為を目にしたらどんな印象を受けるでしょうか？
時代の変化に伴い、経済も社会も変化し続けています。それに合わせて働き方が変わることを、経営者や年長者が受け入れる必要があるのです。
それは進化の一環として必要なことだと言えるでしょう。
今日のハタパ・チャレンジ
労働法規や社会ルールの時代ごとの変化を調べてみましょう。
＊ハタパ・チャレンジとは、働くパフォーマンスを高めるための今日一日の目標です