このブログを読んでくださっている方の多くは、経営者や企業の管理職の方々、
そしてごく一部には働くことに前向きな感情を持っている若手社員や学生の方もいらっしゃるかと思います。
これまで多くの経営者や管理職の方から聞いた悩みの中に、「最近の若手社員は伸び悩んでいる」という声があります。
そして、その上司自身も社員教育に疲弊している様子が伝わってきます。
なぜこのような状況になるのでしょうか?
その答えの一つが、タイパ(タイムパフォーマンス)やコスパ(コストパフォーマンス)に通じる考え方にあります。
タイパやコスパが低いというのは、要するに「インプットよりアウトプットが低い状態」を指します。
例えば、時間をかけた割に成果が低ければタイパが悪い。
お金をかけた割にそれに見合う結果が得られなければコスパが悪いというように。
これを働くことに置き換えると、「インプット(主に時間やエネルギー)が、アウトプット(売上や成果)に見合わない状態」を「
働くパフォーマンス=ハタパが低い」と表現できます。
では、ハタパが低い原因とは何なのでしょうか?
その一つとして、まず挙げられるのは「インプットの量が少ない」ということです。
例えば、20の時間やエネルギーを投下して18しか返ってこないと嘆く人がいます。
しかし、ハタパは「複利計算」で動くのです。
20の投下で18しか返らなくても、30なら29、40なら40、50なら51と、投下量が増えるほど成果も加速度的に伸びる仕組みです。
結果として、ハタパが高い人は、若いころから100のインプットをしているので、そこから150のリターンを得ているだけなのです。
【ハタパ複利成長の法則】
ハタパは複利計算で動く。20代で投下すればするほど、後々大きなドライブがかかる。
今日のハタパ・チャレンジ
今週のインプット量を振り返り、どれだけのリターンが得られそうか考えてみましょう。