2024年12月26日

677話 今年の振り返り(前編)

今年の出勤も残り2日となり、改めて一年を振り返ってみました。

今年の私の一文字は【越】に設定していました。

乗り越え、超越し、何かを掴む一年にしたかったからです。

しかし振り返るほどに、それ以上に深い学びと気づきがありました。

 

年明けから春にかけては社内改善に注力しましたが、特に夏以降、会社としての実力が試される難しい局面が多々ありました。

パラダイムシフトを迫られ、何度も重要な決断を求められる日々。

そんな中で常に心がけていたのは、「目の前の困難は過去に原因がある。だから今の自分を責めてはいけない。」ということです。

むしろ、過去の自分が気づかせてくれたことに感謝し、今の自分の言動が未来の自分に感謝されるかどうかを考えながら

行動することを意識しました。

 

秋には新しい方向へ舵を切り、来春に向けた準備を進める中で、一つの大きな気づきがありました。

それは、「自分がいかに多くの人に支えられているか」ということです。

11月以降は家にも会社にもいる時間が減り、色々な問題が出てもおかしくない状況でした。

しかし、会社では社員が、家庭では家族が、それぞれの役割をしっかりと全うしてくれたおかげで、

乗り越えられたのだと実感しています。

そして外に目を向けると、自分を必要としてくださる方々がいることにも、改めて感謝の思いが湧きました。

 

こうして振り返ると、今年の一文字は【越】ではなく、【恩】だったのではないかと感じています。

周囲の方々からいただいた恩に気づき、その恩を未来へ繋げる一年でした。

来年も、この感謝を忘れずに進んでいきたいと思います。

 


≪今日の心がけ≫
支えられていることに感謝です!