2024年12月17日

670話 【シリーズ】ハタパを高める社会人基礎力➀

昨日まで「ハタパ(働くパフォーマンス)」を高めるために必要な要素についてお伝えしてきました。

同時に、企業の管理者からよく聞かれる課題として、「業務を任せる以前のレベルで悩むことが多い」という声があります。

これを単に「最近の若者」の問題と片付けてしまうのは簡単ですが、実際には、それを育てた大人たちにも責任があります。

その解決策の一つとして、改めて注目したいのが社会人基礎力です。

本日はその中でも、想像(創造)力に焦点を当てます。

 

想像(創造)力とは、現状に満足せず、新しいアイデアや改善を模索する姿勢です。

これには二つの側面があります。

まずは、「想像力」として現状の課題や問題点を深く考え、未来を見据えたビジョンを描く力。

もう一つは、「創造力」として、現状をより良い形に変えるための具体的な行動を起こす力です。

この力が備わると、他者との差別化が生まれ、より多くの価値を提供できる人材になります。

例えば日々の仕事や学びの中で「どうすればもっと良くなるか?」と問い続けることで、小さな改善が積み重なり、大きな成果へと繋がります。

そして、新しいアイデアを提案することがチームや組織の活性化にも貢献します。

しかしアイデアを出すことに躊躇する人も少なくありません。

完璧な発想である必要はありません。小さな一歩でも、自分なりの工夫や提案を形にすることで、未来の可能性を広げることができます。

 


≪今日の心がけ≫
身近な課題に目を向け、改善のためのアイデアを考えてみましょう。