昨日まで「ハタパ(働くパフォーマンス)」を高めるために必要な要素についてお伝えしてきました。
同時に、企業の管理者からよく聞かれる課題として、「業務を任せる以前のレベルで悩むことが多い」という声があります。
これを単に「最近の若者」の問題と片付けてしまうのは簡単ですが、実際には、それを育てた大人たちにも責任があります。
その解決策の一つとして、改めて注目したいのが社会人基礎力です。
本日はその中でも、想像(創造)力に焦点を当てます。
想像(創造)力とは、現状に満足せず、新しいアイデアや改善を模索する姿勢です。
これには二つの側面があります。
まずは、「想像力」として現状の課題や問題点を深く考え、未来を見据えたビジョンを描く力。
もう一つは、「創造力」として、現状をより良い形に変えるための具体的な行動を起こす力です。
この力が備わると、他者との差別化が生まれ、より多くの価値を提供できる人材になります。
例えば日々の仕事や学びの中で「どうすればもっと良くなるか?」と問い続けることで、小さな改善が積み重なり、大きな成果へと繋がります。
そして、新しいアイデアを提案することがチームや組織の活性化にも貢献します。
しかしアイデアを出すことに躊躇する人も少なくありません。
完璧な発想である必要はありません。小さな一歩でも、自分なりの工夫や提案を形にすることで、未来の可能性を広げることができます。
≪今日の心がけ≫
身近な課題に目を向け、改善のためのアイデアを考えてみましょう。