2024年12月11日
666話 【シリーズ】タイパよりハタパ➂
仕事で伸び悩む人の事を”働くパフォーマンス＝ハタパ”が低い人と捉えた時、どの様な特徴があるのかを考察します。
ハタパが低い人の特徴として、自分の力だけで生きているという錯覚を持ちやすいことが挙げられます。
便利な世の中で生活していると、不便を感じることが少なくなり、「自分の力で生きている」と思い込んでしまうのは自然なことかもしれません。
しかし、これは大きな勘違いです。
私たちの幸福や日常の生活は、多くの他者からの貢献によって成り立っています。
例えばスーパーで買う食材は、生産者や物流、販売に携わる多くの人々のおかげで手に入るものです。
仕事においても同様で、一人で全てを成し遂げることは不可能です。
チームや顧客、取引先など、多くの関係者がいるからこそ成果を出せるのです。
若いうちにこの事実に気づき、「自分は多くの人に支えられている」と実感することが、成長の鍵となります。
この気づきがあると自然と「他者にどう貢献できるか」という視点を持つようになり、それが働くことのやりがいにも繋がります。
大切なのは、他者の貢献を当たり前と思わないこと。
そして感謝の気持ちを持ち、自分もまた他者に貢献できる存在でありたいと考えることです。
その姿勢が、社会人としての成長を大きく後押しします。
≪今日の心がけ≫
他者の貢献に感謝し、自分の役割を見つめ直そう。