2024年12月6日

663話 【シリーズ】タイパよりハタパ➁

昨日はハタパ(働くパフォーマンス)が低い人の特徴についてお話ししましたが、今日はハタパが高い人の特徴について解説します。

ハタパが高い人の特徴

ハタパが高い人は以下のようなスキルや姿勢を持っています。

業務スキルが高い

  • その人だけの専門性がある:他の人にはないスキルや知識を持ち、独自の価値を発揮しています。
  • チームを統率している:自分の役割を全うしながら、周囲を巻き込む力があります。
  • 自己管理ができている:時間管理や目標設定をしっかり行い、自律的に働ける状態です。

社会人基礎力が高い

  • 前に踏み出せる:リスクを恐れず挑戦し、行動力があります。
  • 考えが深く広い:表面的な解釈に留まらず、問題の本質を考える力を持っています。
  • チームで働ける:個人プレーではなく、協力して成果を上げる姿勢があります。

働く姿勢や価値観が整っている

  • 輪や信念がある:自分の価値観を持ちつつ、他者と調和する力があります。
  • オーナーシップ:自分の行動に責任を持ち、主体的に取り組みます。
  • リフレクション(内省)思考:日々の行動を振り返り、改善を重ねる力があります。
  • 共創思考:他者と共に新しい価値を生み出す意識を持っています。

ハタパが高い人の本質

ハタパが高い人は、インプットの量が圧倒的に多い傾向があります。

勉強や経験の積み重ねを怠らず、量を質に変えていく力を持っています。

しかしここで厄介なのは、「多いか少ないか」という基準は主観的であることです。

特にハタパが低い人ほど、「自分は頑張っている」と錯覚しがちです。

学ぶ姿勢の違いも大きいポイントです。

ハタパが低い人はハタパが高いと思える人に「何をしているのか」と尋ね、そのまま真似しようとします。

実はそこで大切なのが「どれだけの時間をかけているのか」と尋ねることなのです。

ハタパを高めるには、量を確保しつつ質を意識する姿勢が不可欠です。

 


≪今日の心がけ≫
行動の量と質を意識し、自己投資を続けましょう。