気が付けばもう12月。
今年もあっという間に終わろうとしています。
この「え!?気が付けばもう年末!?」という感覚は、多くの方が毎年経験していると思います。
そして、年を重ねるごとにその感覚は加速していきます。
この現象は「ジャネーの法則」で説明されます。
ジャネーの法則とは「人が感じる時間の長さは、その人が生きた年齢に反比例する」という心理的な法則です。
例えば10歳の子どもにとっての1年は人生の10分の1ですが、50歳の大人にとっての1年は50分の1に過ぎません。
そのため、年齢を重ねるほど、時間が過ぎる感覚がどんどん速くなっていくのです。
この法則を知ると私たちが過ごす一日一日が、いかに貴重で限られたものかを改めて実感します。
時間は逆戻りできません。
今年一年、私たちはどんなことを残せたのでしょうか?
その成果と向き合う時期でもあります。
「気が付けば年末」という感覚と同様に、「気が付けば棺桶の中」という状態にならないようにしたいものです。
私たちは奇跡的に命をいただきこの世に生きています。
その命を無駄にせず、何かを成し遂げようという意識を持つことが大切です。
一日は長いようで短く、短いようで多くの可能性を秘めています。
これから迎える来年に向けて、今この瞬間を大切にし、日々を「何を残せるか」を意識して過ごしていきたいと思います。
≪今日の心がけ≫
一日を振り返り、成し遂げたことを確認しましょう。