世間では、就職活動前の学生に自己分析をさせることが推奨されています。
確かに自己分析自体は重要です。
しかし、その目的が明確でないと、ただの作業になってしまいかねません。
私自身がそういった自己分析の機会を経験したわけではないので、あくまで他の人から聞いた話や憶測の域を出ませんが、
もしも「自己分析ができていないから、それを改善しよう」という動機だけで行われているのであれば、それは大きな誤解だと思います。
自己分析の真の目的は自分を理解し、その理解をもとに行動を変えることにあります。
私たちが大学生に対して自己理解を促す場を提供しているのは、自己分析そのものが目的ではなく、
自己理解を深めた結果としてどのような行動変容が起こるかを重視しているからです。
具体的には自分が何を大切にし、どのような環境で力を発揮できるかを把握することで、
自分にとって適切な選択や判断ができるようにすることが狙いです。
私たちが自己分析を支援する理由は「自己決定をするためには、自己理解が必要だ」という仮説に基づいています。
自己理解が深まれば社会に出てからの選択肢が広がり、キャリアや人生設計において自分で決断する力がつくと考えています。
したがって自己分析は単なる就活の一環として行うべきではなく、自分の人生全体においてどのような価値を持つかを理解するためのツールであるべきです。
そんな私のMBTIはENTJ-A。
≪今日の心がけ≫
相性いい方、お待ちしております。