最近、最低労働賃金に関する話題が増えてきました。
現在の1000円強から1500円への引き上げが議論されており、これが2030年代半ばと言われていたものが、
2029年までに前倒しされる可能性が出てきています。
個人的には、最低賃金の引き上げには賛成です。
賃金が上がることで消費が活発化し、景気が上向く可能性もあるからです(もちろん、物価上昇がそれを上回るリスクもありますが)。
今まで最低賃金は毎年約5%ずつ引き上げられてきましたが、目標を前倒しにするためには、8%の引き上げが必要となります。
これにより、社員の賃金も従来の5%上昇から、8%に近い上昇が見込まれます。
つまり、賃金の増加率が3%上乗せされたわけです。
しかし、それは同時に企業側にとって負担も増えることを意味し、コスト削減やリストラのリスクが3%高まる可能性もあります。
賃金が上がることは社員にとって喜ばしいことですが、それに伴い自身の能力や行動も向上させる必要があります。
会社が支払うコストに見合うだけの成果を出すことが求められるのです。
具体的には、昨年よりも8%多くの成果を上げることを目指して努力する必要があります。
これまで以上にスキルアップを図り、自分の価値を高めていく姿勢が大切です。
賃金の引き上げがもたらす恩恵を受けるには、それに見合った努力が不可欠です。
時代の流れに対応し、進化し続けることで、変化の中でも安定して働き続ける力を身につけましょう。
≪今日の心がけ≫
自分の価値を高めるために、少しずつでも成長を目指しましょう。