2024年9月27日

615話 目は口程に物を言う

「目は口ほどに物を言う」「目が泳ぐ」といった表現が存在しますが、これらの言葉が生まれた背景には、

目が心の窓としてその人の感情を反映してしまうことがあります。

皆さんは胃袋をコントロールできるでしょうか?

腸を自分の力で動かせる人もいないですよね?

この様に臓器を自分でコントロールできる人はいませんが、目は唯一、体の外に露出している臓器なのです。

 

臓器ですから自分でコントロールする事は出来ず、心の動揺や隠したい感情も、目には自然と表れてしまうものです。

相手の心の動きに敏感な人は、その目を通して本質を見抜いていることが多いでしょう。

隠し事や心にやましさがあると、目の動きはそれを隠しきれず、どうしても感情を漏らしてしまいます。

だからこそ、私たちはできるだけ隠し事をせず、心に正直に生きることが大切です。

誰かに何かを隠すことは、一時的に成功したように見えるかもしれませんが、目はその心を誤魔化すことはできません。

透明で誠実な生き方を選び、心を解放すれば、目もまた自然と安定し、周囲から信頼される存在になるでしょう。

 

≪今日の心がけ≫

目を黙らせましょう