2024年9月11日

605話 捨てる勇気と向上心

私は不易流行という言葉を重んじていますし、アンラーンの大切さを痛感しています。
古くからの考えに縛られ、どうしても過去の成功体験から脱却できない方を見てきました。

アンラーンとは今持っているものを手放すことで、新しい価値を生み出すことだと考えています。
私自身、未だに手放せないものがあります。
それは古くからこびりついた成功体験(と思っているもの)。
社内で何か新しい事を起案されたときは快諾できることも、昔から、特に自分が得意領域だと
自己理解している領域の事に関しては必要以上に過敏に反応してしまう習性があるようです。

しかしその考え方を捨てないと、いつまで経っても新しい価値は生まれません。
例えば1リットルの容器があったとして、そこに黄色い砂と緑の砂が断層を創っているとします。
時代の流れ的には青の砂を取り込まなければならないようです。
その時に取れる選択肢は三つ。

➀1リットルを2リットルの容器に増やす
➁青を諦める
➁黄色か緑の砂を少し減らす

当然➀ができれば問題ないのですが、それをするには新たな能力が必要ですが、
その能力を増やすにはどうすれば良いでしょう?
私達に与えられた時間は1日24時間しかないわけですから、こちらも同じく3択です。

➀1日を48時間にする
➁能力UPを諦める
➂今までやっていたことを辞めて新しい習慣を身につける

これは当然会社も同じことなので、私自身、社員の皆さんが常に何かを捨てて何かを取り入れる習慣を
身につけなければなりません。

≪今日の心がけ≫
何か習慣を一つ捨てましょう