2024年9月10日

604話 西大和学園さんの文化祭にて思う

先日、お世話になっている西大和学園さんの文化祭にお邪魔しました。
始まる前は長蛇の列で、その後も校内は人で溢れかえっていました。

もちろんそれは西大和学園というブランドがあるからというのもありますが、
恐らく校風的に『やるからには全力で楽しむ』というものが流れているのが伝わるのでしょう。
校内にはたくさんの展示物や模擬店が開催されており、それぞれに趣向を凝らしたものになっていました。

こちらは『過去に戻れるなら?』というテーマでの展示でしたので

爪痕残して帰りました。

遠すぎて誰が誰か分かりませんが、吹奏楽部の演奏は”これぞ文化祭”でしたね。

特に感動的だったのは炎天下でのダンスでした。
普段は教室の中で机に座っている場面しか目にしない私にとっては、新しい一面が見れたような気がして嬉しい時間でした。

元々感情の起伏が(良くも悪くも)激しい方なので、生徒さんたちの活躍を観ていて感極まるものがありました。
炎天下での懸命のパフォーマンスには、若さゆえの抑えきれない感情や情熱が感じられ、何か伝えたいメッセージや
言葉にできないものを身体で表現している姿は美しかったです。

そして、それを見ながら一番感じたのは『この子たちが社会に出てきたときに、このパワーを受け止めるだけの土壌があるのか?』ということでした。
若者は活躍の場さえ提供すればきっと活躍できると信じています。
しかし、それがもし間違った場の提供であったり、無気力な大人たちに失望するような社会であってはなりません。

あらためて私たちは彼ら彼女らを受け入れる責任、もっと言えば本当に彼らに何を残せるのかを真剣に考えたいものです。
そういったことを考えながら、炎天下のもと小籠包で舌鼓をうって家路につきました。

≪今日の心がけ≫
自分が一番情熱的だったころを思い出しましょう