先日、ある経営者と話していると「夕方定時に帰る努力をしている」という言葉が出てきました。
よく「働き方改革は経営者から」と耳にしますが、正直、経営者なんてどうせ家で仕事しているんでしょ、
と軽く思っていました。
ところが、その方は早く帰宅してからは仕事をせず、読書などの自己研鑽に充てているというのです。
恥ずかしながら、その発想が私には全くなかったのです。
働き方改革とは、単に働く時間を短くすることではなく、24時間という一日の全体をどうディレクションするかが
重要だと気づかされました。
仕事の時間を効率的に使うだけでなく、オフの時間も自己成長や充実感を得るためにどう活用するかを考えるべきなのです。
働き方改革が叫ばれる中で、私たちがまず考えなければならないのは「生き方改革」なのかもしれません。
自分の時間をどのように使い、どのように生きるかを見つめ直すことで、働き方にも自然と良い影響が出るでしょう。
働く時間だけでなく、人生全体を豊かにするための生き方をデザインすることが大切です。
≪今日の心がけ≫
一日の時間をどう使うか、生き方全体を見直してみましょう。