2024年5月31日

535話 時短社会における会議の在り方

働き方改革に始まり、コロナが決定打となったものの一つに時間意識があります。

私達のような団塊ジュニア世代にとって、働く上での時間の概念はかなり優先度が

低かったように思えます。

上司や先輩といった方々は時間が無限にあるかの如く、帰宅する事を拒むかのように

仕事をしている姿が印象的でした。

しかし昨今のワークライフバランスや時間外労働に対する意識の健全化は、多くの

”無駄”を省きました。

 

その一つが会議ではないでしょうか?

私自身は昔から会議が嫌いで、何とか会議に参加しなくて良い口実を考えていたものです。

しかし、厳密に言うと”無駄な会議”が嫌いなだけで、有意義な時間を過ごしたいという想いが

強いだけなのかもしれません。

私が思う無駄な会議とは、主に次の二つに分かれるように思えます。

➀詳細な業績データを朗読する

文字を読むスピードやそれを解釈する時間、そこに対して意見を持つ人持たない人など、

同じ資料でも人によって時間の使い方は様々。それをわざわざ読み聞かせることにどこまで

意味があるのか疑問です。

➁上長による一方的な説明

単に報告をするだけならば、わざわざ会議という呼称を付ける必要がありません。

Pleasure Supportでは月に一度の(世間で言う)全体会議を、全体報告会という呼称にし、

会議はそれまでのプロセスの中で設定してもらっています。

 

若い頃に見ににした言葉に【会議決行】というものがあります。

その時は単に会議を開催する事を大げさに言っているだけかなと思ったのですが、

その意味は『無駄な会議の典型例』の事でした。

無駄な会議とは

会して議さず → 会うだけで論議がない

議して決さず → 論議しても決めない

決して行わず → 決めても実行しない

というもの。

 

≪今日の心がけ≫

会議の在り方を見直しましょう