先日は学生を受け入れる側である社会のあるべき姿についてお伝えしました。
今度はその学生側のスタンスの話を。
今はとにかく売り手市場ですから、多くの学生が内定を2社も3社ももらえる時代。
行きたい会社を学生側が選べるのは学生にとっては良い事なのかもしれないのですが、
それはあくまで短期的な話。
社会人としての人生は長いですし、人間万事塞翁が馬というように、原理原則で考えると
人生は±0になるものです。
そう考えるとスタートが楽なものだったならば、その後には必ず苦労が待っています。
実際に、バブル入社と言われたころの方々は入社は楽でしたがその後に苦労するのを
私達後輩は目の当たりにしたものです。
オレたち花のバブル組という小説がはやり、その後半沢直樹のドラマにつながりました。
私はドラマは観ていませんが、少なくともバブル組の苦労は知っています。
今の若者たちがちやほやされて好条件で入社した後のことが気がかりでなりません…。
大切なことは入社条件よりも、その後の自分自身のキャリアをどの様に描いていくかです。
どんな会社にどんな条件で入るのか?よりもその会社で何をなしえたいのか?に
目を向けたいものです。
≪今日の心がけ≫
何をなしえたいのかを考えてみましょう