上司向けの研修や教育に携わることが多いのですが、長年この仕事をしていると
上司に向いている人とそうでない方の違いが分かってきました。
一つ目はセルフマネジメントについて。
自己管理ができない人が他人を管理することは不可能です、
自己管理の延長線上に部下後輩の管理があると考えると、自身の管理が60点しかできていないのに
部下後輩の管理は80点を取れるということはあり得ないですね。
そしてもう一つが顧客マネジメントについて。
個人のプレイヤーとしての売上高と部下後輩の指導力について、よく耳にするのが
『名プレイヤー、名監督にあらず。』というセリフ。
これは選手として一流だった人が一流の監督になれるわけではないという意味合いだと思います。
しかし『名プレイヤーは全て名監督になれない』というわけでもなさそうです。
名プレイヤーだっただけに、監督としての期待値が高すぎるということも考えられそうです。
やはり確率論としては名プレイヤーが名監督になれる可能性が高いのではないでしょうか?
つまり、顧客マネジメントをしっかりとできている人は、総じて自己管理も長けており、
総じて部下後輩の管理もできているのではないかと思います。
つまり・・・要するにセルフマネジメントの応用編が部下後輩マネジメントと言えそうですね。
≪今日の心がけ≫
セルフマネジメントの領域を広げましょう