2024年5月13日

521話 ご挨拶は今しました

若い社員さんに

『訪問先で珈琲を出してもらえるか、お茶が出てくるかを想像しろ。』

とお伝えする事があります。

別にクイズをしているわけではありません。

要するに『先々を予測して動け。』ということを言いたいのです。

 

お取引させていただいている方に

『ご挨拶にお伺いしたいのですが。』と言われると、お断りする事があります。

『挨拶は今したので大丈夫です』と。

別に嫌がらせをしたいわけでも、会いたくないわけでもありません。

ただ、目的がない事に貴重な時間をお互いに費やしたくないというだけなんです。

先ほどのように『先々を予測して動け』の理屈で考えると、ご挨拶にお越しいただいて

その場面での対話を想像した際に、本当に挨拶で終わる可能性が高いからお断りしているのです。

 

もちろん、全ての事に目的があるとも思いませんし、ただ単に同じ時間を過ごすことも大切かもしれません。

 

それであれば違う方法もあると思いますが、総じてご挨拶にいらっしゃる方はそれが目的になってしまい、

お越しいただいたこちらから話題提供しなければならなくなることもしばしば。

それであればメールで事前にテーマを決めておくなり、何か違う方法があってもいいのかなと思うわけです。

 

≪今日の心がけ≫

時間を有意義に使いこなしましょう