未だ耳にする私たちアラフィフ世代の『叱る事が愛情だ』という理論。
分からなくはないです。
私自身もたくさん叱られてきましたし、そのおかげで今があることも十分理解しているという前提で。
時代が変わり、マネジメントの手法も進化しています。
かつては「叱ることは愛情」という考えが一般的でしたが、現代ではその効果に疑問を持つ人も増えています。
叱ることで成長したと感じる人もいれば、そうでない人もいます。
一方的な叱責ではなく、相手の立場を理解し肯定的なフィードバックを交えながらコミュニケーションを取ることが、現代のマネジメントでは重要視されています。
なぜならば、私たちが小さい頃は周囲の大人が叱ってくれました。
結果としては、それが私たちの成功体験になっていたのです。
どこかの場面で『あ、あそこで叱ってくれたから今があるな』という記憶がよみがえります。
しかし、今ではそれすらリスクになる時代。
全く叱られた経験がない(本人たちにその自覚もない)中で、大人になってから突然叱られて『これは俺の愛情表現だ』と言われて伝わるでしょうか?
≪今日の心がけ≫
愛情表現の仕方を見つめ直しましょう