前回、パートタイマーに社会保険が掛かる時代になったという事をお伝えしました。
その際にもさらっと申しましたが、今後は『パートタイマー』という概念自体がなくなると思います。
例えばパートとアルバイトの違いは?と聞かれると、ほとんどの企業で『主婦はパート、学生はアルバイト』となっていると思います。(実際に法的に違いはありません。)
しかし、『主婦だからパート』と決めたのは昭和の高度成長期。
『男は働き、女は家庭』なんて時代錯誤の名残でしかありません。
時代が変わり働き方が変わる中、企業は互いに限られた時間の中でそこで働く方とタイパの追及をしなければならないのです。
正社員と呼ばれていた方々の労働時間は今後週休3日制の導入が視野に入り、週40時間労働が32時間労働へ近づくはずです。
となると、月間で140時間労働と換算されます。
逆にパートの方は月に100時間労働では単純に手取りだけが減る計算になりますから、恐らく130~150時間を希望する人が増える(または100時間を70時間程度に減らす)でしょう。
となると、いつの間にか『正社員は月に140時間、パートさんは150時間』なんてことになるかもしれませんね。
≪今日の心がけ≫
自分にとって最適な労働時間を模索し、会社と協議できる状態を目指しましょう