年末年始の楽しみの一つが屋台。
初詣や遠出をした時の高速パーキングエリアで止まる度に串焼きを買う楽しみ・・・
が、特にこの年末年始に気になったのが、その価格帯。
食べること以外に特にお金を使う事が少ない私は、食に関しての感度はあまり
高くない(値段を気にしない)タイプだと思います。
それでもあるサービスエリアで外国の方がイカのゲソ串を指さしながら
『HOW MUCH?』と聞いたときの答えには耳を疑いました。
『ナインハンドレッド』
私はその串を買う予定ではなかったのですが、思わず横から
『きゅきゅきゅ、900円!?』
と聞きたくなりました。
明らかに500円程度が相場と思われるものが900円で販売されている・・・。
もちろんそれが全てとは思えませんが、物価って上がっているんだなと
感じた瞬間です。
2023年に起きた物価の高騰の要因は主に海外との関係における
円相場によるものでした。
これだけでも生活への影響は大きかったのですが、今年はさらに
追い打ちが掛かる可能性が高いです。
近年の賃上げは今のところ価格には転嫁されていません。
価格引き上げの要因は『原価高騰』によるものでした。
これは引き上げを提示する際に『社員の給料を上げる為です』とは言えないからです。
しかし今年はそのリミッターも外れます。
競合優位性を持つ企業から順番に『(皆さんもご存じのように)適正な社員数の確保が
困難なため値上げします』という通達を出してくることが予測されます。
相手の立場が強ければ受け入れざるを得ませんし、その苦労は自分たちにも痛いほどに
分かるので、理不尽だとも言い切れなくなります。
そこで私たちはコロナで得た教訓をもとに、再度考えます。
『本当に必要なモノだけを買うようにしよう。』
≪今日の心がけ≫
自分が提供しているサービスが、お客様にとって本当に必要なモノかを考えましょう