長くこういう仕事をしていると、これまでに多くの方とのご縁をいただきました。
中には『町さん、あの人は流行っているから会っておいた方が良い』という強い勧めでお会いしたことも多々あります。
その中でも、長く第一線で活躍しておられる方もあれば、綺羅星の如く現れ、彗星の如くお見かけしなくなる方もたくさんおられます。
もちろん私自身も未来永劫この活動ができるとも思っていませんが、何となくお見掛けしなくなった方の特徴の様なものが見えてきました。
古くからの言葉に『損して得を取る』という言葉があります。
不思議なもので英語でも同じように『GIVE&TAKE』という言葉があります。
何かを与える事で結局は自分が得るものがある、ということです。
『情けは人の為ならず』とも言いますね。
しかし、逆に言えばこの言葉の裏を見ると、人間何かを施すと見返りを欲しがるもの。とも取れます。
そうではなくて私は『損して“徳”を取る』または『GIVE&GIVE&GIVE』が望ましいと思っています。
表面的には『あなたの為ですよ』と近づいてきても、どこかで『当然見返りがありますよね?』という姿勢が見え隠れする人は、いずれお見掛けしなくなっている気がします。
徹底的に誰かの為にという姿勢を持ちたいものです。