385話　ご指摘いただける自分でありたい

先日あるお客様からご指摘をいただきました。

「町さん、その言葉って二重敬語ですよ」と。

50にも手が届く年齢で二重敬語のご指摘を受けるとは、恥ずかしいやら情けないやら。

人から指摘を受けるのが苦手な私は、とっさに頭の中で色々な言い訳をし、どうすればその場を切り抜けるか考えました。

が、どう言い逃れしようもなく苦笑いするしかなく。

それを察したのかその方は「町さんの間違いは、社員の皆さんの間違いに繋がるからお伝えしました」とのこと。

誰だって指摘されるのは嫌ですし言われた直後は不快です。

帰りの電車でふと思い直しました。

「そう言えば最近誰からも指摘を受けていないな」

そう思った瞬間、指摘を寄せ付けない壁を作っているのかと不安にもなり、慌ててその方にもお礼のLINEを送りました。

ご指摘をいただけるということはそれだけ伸び代があるということ。

受け止め方から見直していこうと思います。

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