2022年9月12日

379話 働きがいを創造する為のコミュニティスペース、できました。

先週末、このブログでもお伝えした通り18年目をスタートさせることができました。

経営者の先輩からは『コンサルタントという仕事でチームを創りながら18年はすごい。』

とお褒めの言葉をいただきました。

しかし、自分自身では恐らくこの仕事しかできないし、一人だったら自分に甘えて

続いていなかったと思います。

そんな18年目をスタートさせる日に、本町から肥後橋に引っ越しました。

今日はその想いについてお伝えできれば。

 

僕は人は人によって育ちもすれば、人によって思わぬ道に進んでしまうこともあると思っています。

ですから人との接点はとても大事にしています。

もちろん人によっては『極力人に会いたくない』というケースもあるでしょう。

実際に僕自身はものすごく人見知りだし、初対面の人とはあまりうまく話せません。

異業種交流会も大嫌いだし、行ったとしても食いしん坊キャラの傘に隠れて

『食べるのが忙しくて話ができない』を貫いています。

しかし、やはり人は人によってしか磨かれない。

だからこのコロナ禍で入社した方々や、大切な学校生活を送っている学生さんたちに不安を覚えています。

 

どんな時代になっても最後は人です。

SNSやウェブ会議を通して人と接している感覚を持っているかもしれませんが、

皆さんが見ているのはスマホやモニターというデジタル平面です。

そこに“人に模した画像”は映し出されていても、人はいません。

しかし、サービス産業化が進み消費者(顧客)の要求水準は年々高まってます。

サービスを提供する側である社員のコミュニケーションスキルは年々劣化していくのに、

一歩会社を離れて消費者に回った瞬間に、高いレベルのコミュニケーションを求めます。

ここで言うコミュニケーションとは決して話をするのが上手いとかいう話ではなく、

相手のニーズを察知した適切な対応ができるかという意味で考えてください。

つまり、提供されるサービスの質と顧客に求められる質にどんどんギャップが生まれるのです。

そうなると、働くことを通して成功体験を積むことは極端に難しくなります。

このままでは未来の若者たちに働きがいを持ってもらうことは極めて困難になると思います。

 

そんな状況に一石を投じるべく、新しいオフィスには時代に合わせて変えるべき事と、変えてはいけない事を詰め込みました。

まずはコロナ時代に対応しつつ、大切なことを対面で話し合えるような、20人収容の研修スペース。
画面で繋いで対話もできるように、大型モニターを設置していただきました。

 

勉強ばかりで疲れないように、リラックスできるコミュニティスペースも10月には完成予定。

 

スタッフがより良い環境でウェブ会議ができるように2人用のWEBルーム

 

一人用のWEBルームはコミュニティスペース側に2部屋用意しているので、いずれは外部の方にも活用してもらえればとも。

 

そしてお客様により良いサービスを提供するために、スタッフにも働きやすい環境を。

 

本棚は室外のコミュニティスペースの他に、社内用にも図書館をイメージして。

 

もちろんこれだけの投資ですから、一か八かのチャレンジです。

皆様の期待に応えられる様に、様々なサービスを提供できればと思いますので、逐一ご報告させていただきます。