『良いチームを創りたい』は誰でも思うことでしょうね。
仕事をする上では仕事の内容そのものが大事ですが、共に働く仲間との関係性はそれ以上に大切かもしれません。
しかし、中にはチームワークを履き違えてしまう方もいるようです。
例えば上司から仕事を課せられた際、その“課せられた(という考え方自体もおかしいのですが)”スタッフへ過剰に配慮?するケース。
中には
『〇〇さんの負荷が大きすぎると思うので減らしてあげてください。』
なんて上司に進言?してくることもあると耳にします。
上司はその進言?してくるスタッフの状態も“課せられた”〇〇さんの状況も分かった上で采配を振るっています。
もちろんそこまで配慮できていない事もあるかもしれませんが、それは上司と〇〇さんの問題なわけです。
なぜその様な気配り?が必要なのでしょう。
それは『楽しく仕事をする』ことが目的になっているから。
楽しく仕事をするのと、楽して仕事をするのでは大きく違いますね。
そこで改めて考えたいのが『チーム』の定義。
ただの“群れ”は利害だけで繋がるイメージですかね。
それに対して“チーム”は目的で集まっています。
つまり、考えなければならないのは『チームワークは目的を果たすために必要』なのであって
決して『チームワークを創造する事が目的ではない』ということ。
『〇〇さんがかわいそうだから仕事を減らして欲しい。』というのは何の愛情でもありません。
むしろ成長できずに役割がなくなってしまうことの方が大きな問題です。
チームには必ず集まった目的があり、その目的を果たすためにそれぞれに役割が課せられています。
いったいどこを見ているのか?と疑わしい表面的なチームワークは、いずれそのチームを崩壊に導く事を忘れてはいけませんね。