株式会社ミライロの垣内代表とご縁をいただいたのは十年ほど前でした。
当時障害者支援の方向性で悩んでいた時に知人を通じて接点をいただきました。
最初はSNSを通じてだったのですが、そこから1年ほど後のフォーラムで対面させていただいた時の
衝撃に近いものは、今でも覚えています。
車いすに乗った彼は颯爽と現れ、饒舌でユーモアもあり、『障害者だから』とか『障害者なのに』という
当時の僕の先入観を全て払拭してくれたイメージです。
そこから時間も流れ、彼は一躍有名人になっていきました。
そこから時間も流れ、僕は僕で自分なりにだいぶ思考も整理されてきました。
障害者の支援活動をしていると言うと、『何でコンサルが?』と言われることもあります。
露骨に『コンサルの金儲けの手段』と言われたこともあります。
最近になって、人生も折り返しを過ぎてからようやく気付いたことなのですが・・・。
別に『障害者だから守らなければならない』とか『障害者だから特別何かしてあげないと』なんて全く思っていません。
シンプルに僕たちプレジャーサポートの理念に則って
Mission;みんなの分かると分かり合えるのお手伝い
VISION;自分の役割に自信を持ち、互いの価値を認め合える社会を創ります
VALUE;俯瞰・可視化・言語化・数値化・仕組み化
を実行したいなと。
だから企業で働く社員の皆さん、その幸せを創造したいと思っている経営者の
お手伝いをしたくてコンサル事業をしています。
ただ障害者持った方々は自分の意思にかかわらず色んな制約があります。
垣内さんも昔から『ハードは変えられなくてもソフトは変えられる』と言っていたように思います。
確かにそうだと思いますし、僕は僕のやり方でそういった社会を創れればと思っています。
前置きが長くなりましたが、というか前置きで終わりますが。
そんな垣内さんの本を読ませていただきました。
彼の凄いなと思うところは、とことん自分と向き合い、どんな事からも逃げ出さずに自分という価値と
向き合っている事だと思います。
他責にすることなく、自分を責めることなく。
書籍の中で『太るのが嫌だからスーツが似合う自分でいるように、運動は欠かさない。』と書いていました。
・・・
・・・
自分を責めちゃだめだ。
きっと僕には僕の良い所が・・・。