2020年1月20日

232話 学歴の費用対効果

先日電車のつり革広告で教育ローンを見かけました。

あなたの“未来”を応援してくれるそうです。

この仕組み自体は何も問題ないというか、それによって多くの方々が助かるわけですから、良い制度なんだと思います。

ただ、少し考えないといけないのは、そのローンで何を買うかだと思います。

例えば大人になって数百万円のローンを組む機会って、そんなにないですよね?

普通は車や家を買うくらいでしょうか?

そういった場合、本当に得たいメリットは車や家を手に入れる事だと思いますが、そのベネフィットもあるはずです。

ベネフィットとは日本語だと“恩恵”などとなり、あまりメリットと区別がつきませんが、ここでは『メリットの先にある体感や感情』と考えてください。

ですから例えば家を買うメリットは?と聞かれると長期的な家賃総支払額の低減や、財政面での優遇などが考えられます。

そしてその先にあるベネフィットは、快適さや満足感、安心感などが考えられるわけです。

 

という前提で考えた時、教育ローンで買うものって何でしょう?

もしそれを【学歴】だとするならば、そのメリットやベネフィットって、本当にあるのでしょうか?

今の時代、多くのことをコンピュータがしてくれます。

小さな頃からスマホを握りしめている子供達が社会に出てきた時、『私はコンピュータを使えます。』なんて、何の強みにもなりません。

それと逆行するように、コミュニケーション能力は低下していきます。

大学に学歴を買いに行く時代ではなくなってきていて、どちらかというと社会に出てからのコミュニケーション能力を買いに行ってもらいたいものですが…

学校へ行く意義が問われる時代ですね。