最近30代後半から40代前半の経営者の方と話をしていて、違和感を持つことがあります
『今後こういう展開をしていきたい』というのがないこと
要するに“決める”という行為を放棄している状態ですね
そういう組織では、なかなか業績が上がりません
なぜ上がらないのかというと、スタッフに目標がないからです
目標というのは『どこまで頑張らなければならないのか?』という目安の様なもので、
無謀な目標は返って業績を落としてしまいますが、
適度な目標は能力を引き出してくれます
そういうと経営者の方は『いや、目標はあるんですが、達成しないだけで』ってなことをおっしゃいます
僕の持論は『社員は経営者の写し鏡』なので、
“目標はあるけれども達成しないスタッフが多い会社”の経営者には、そもそも目標に根拠がない
と思います
人生を80年だと考えたとして、40歳を過ぎるまでは、『一歩ずつ』なんです
30歳、35歳、36歳…
が、マラソンと同じように“折り返し地点”40歳だとするならば…
40歳から一つ歳をとると、残りは40年から39年になります
41が42になると、残り39が38になります
41:39 →差は2年
42:38 →差は4年
43:37 →差は6年…
つまり、毎年毎年『今まで』と『残り』の差は広がっていくんですね
だからこそ、1日1日を大切にしないとですね