仕事をする上で欠かせないのが時間軸です。
時間の使い方が上手くいかない人には、いくつか共通した特徴がありますが、例えば、次のようなものです。
1.毎日のように「想定外」の出来事が起きる。
2.予定の時間に遅れることが多い。
3.遅れを防ぐために無駄に早く準備をしすぎて、非効率になる。
これらの原因は、多くの場合、時間予測が甘いことにあります。
本来、仕事の計画は可能な限り遠い未来を見据え、そこから逆算して足元に落とし込むべきです。
その結果として、今日一日の細かなタスク管理が成立します。
しかしこれができないと、気が付けばお昼、気が付けば終業時間、そして残業に突入している、という状況に陥りがちです。
このような状態を防ぐためには、時間の感覚を養うことが必要です。
私はそのために、日常生活の中で「四季を感じる」ことを意識しています。
季節の移り変わりを目で見たり、旬の食材を食べたり、外に出て自然の音を聴くことで、時間の流れを身体全体で感じるようにしています。
先日は紅葉を見に行きましたが、肌寒いのにまだ葉が青い樹も多く、それだけ急速な温度変化がある事に気づきました。
四季を通じた時間軸の感覚を持つことで、ただ目先のタスクに追われるのではなく、大きな視野で物事を考え、計画を立てられるようになります。
自然と仕事の効率も上がり、心にも余裕が生まれるはずです。
≪今日の心がけ≫
四季を感じ、時間の流れを意識しましょう。