昨日の自己分析にも関連する話ですが、「自分探し」をしている人が多いように感じます。
「自分が何者なのか?」という問いに興味を持つ人も多いでしょう。
しかし本当に「自分が何者なのか」というものが存在するのでしょうか?
例えば30歳の大人が「5歳の時の自分はこうだった」と振り返っても、それは単なる思い出に過ぎません。
重要なのは5歳の時の経験が今の自分にどのような影響を与えているのか、そしてそれが未来にどのように繋がっていくのかです。
私たちは過去にとらわれがちですが、過去の出来事や自分がどうだったかをただ振り返るだけでは、
現在や未来に向けた行動には繋がりません。
むしろ、過去の自分がどうだったかをもとにして未来の自分がどうなりたいか、どうあるべきかを考えることが大切です。
過去を振り返ること自体は悪いことではありませんが、それを未来への足がかりとして使わなければ、ただの回顧に終わってしまいます。
また、「今の自分が何者なのか」を決めたとしても、その瞬間からそれは過去になります。
今を探し続け自己理解に固執するよりも、未来の自分を描き、そのためにどのような行動を取るべきかを考えることが、
より有意義な時間の使い方だと思います。
未来の自分に向けて、どのようなスキルを身につけ、どのような経験を積むべきかを意識しながら行動することで、
未来の自分を発見していくのです。
結局のところ私たちの人生は、未来に向けてどれだけ前進し、成長していけるかが大切です。
過去にこだわらず未来を見据えて行動し続けることが、充実した人生を送るための鍵になります。
今を探すことに時間を費やすよりも、未来の自分に焦点を当てて進んでいきましょう。
≪今日の心がけ≫
未来に向けた一歩を踏み出し、成長を意識した一日を過ごしましょう。