先日読んだ本に興味深い話がありました。
人間が直立歩行を手に入れたことで、進化は大きく飛躍しましたが、
その代償として産道が狭くなり、赤ん坊が未熟な状態で生まれざるを得なくなったという事実です。
馬のように生まれた直後に立ち上がることができず、人間の赤ん坊は生まれた後長い間世話が必要です。
これにより、私たちは本能的に助け合いが不可欠な生物として進化してきたと言えます。
この生物的な特徴を考えると、人間社会でも助け合いが必要不可欠だということがよく理解できます。
個々の能力や独立した働き方が重視される現代ですが、本質的には私たちは助け合わなければ生き残れない存在なのです。
会社組織でも同じです。
全員が自分の役割を全うし、互いにサポートし合うことで、組織全体が強くなります。
助け合いの精神は、単に個々の利益を追求するだけでなく、長期的に組織全体を持続的に成長させるために欠かせないものです。
≪今日の心がけ≫
仲間をサポートする姿勢を忘れずに過ごしましょう。