便利な世の中になった一方で、社員教育の難しさが増していると感じます。
社員教育が難しくなるということは、社員の成長も難しくなるわけですから双方にとって困難さが増しているわけですね。
先日、営業マンを統括する店長の言葉をお聞きしました。
「若い社員には必ず自分の見えるところで電話しろと言っている」とのことです。
確かに過去にも私の同僚で、やたらと非常階段やオフィスの外に出て電話をする人がいました。
だいたい戻ってきたときには苦い顔をしていたのが印象的です。
恐らく、誰かに聞かれたくないという心理からなんでしょうね。
しかし、これが時代も進んでメールやチャットのみでのやり取りになると、ブラックボックス化が進むばかりです。
私自身、大学生のアルバイトメンバーには、必ずメールを送る際はCCを付けるように指示しています。
しかし、それだけでは限界があると感じています。
やはり、上司や先輩が部下や後輩の顧客との関係をしっかりと把握し、適切にフォローする工夫が必要です。
オープンなコミュニケーションを図るためにも、電話やメールの透明性を保ち、必要なフィードバックを適時行うことが重要です。
私の好きな言葉に
『報連相は会社に半分の責任を背負ってもらうこと』
というものがあります。
良い意味での責任分担をしたいですね。
≪今日の心がけ≫
コミュニケーションの透明性を高めましょう。