近年、「自己肯定感」という言葉をよく耳にします。
自己肯定感を高めることが重要だとされていますが、それを得るためには「自己有用感」という感覚も欠かせません。
自己有用感とは一般的に「誰かの役に立てるという感覚」として理解されていますが、実はその中にも段階があると考えています。
最初の一歩は、「自分はここにいて良いのだ」という感覚です。
この感覚を持つためには、周囲が自分のことを理解し、受け入れてくれているという安心感が必要です。
周囲の人々が自分をどう見ているか、自分を認めてくれているかを感じることで、
自然と自己有用感が芽生え、自己肯定感が高まっていきます。
そして、そのために大切なのは、周囲への感謝の気持ちを忘れないことです。
周りの人々が自分を受け入れてくれるからこそ、私たちは安心して自分の役割を果たし、成長していくことができます。
感謝の気持ちを持つことで、自分自身も他者を尊重し、理解しようという姿勢が生まれます。
感謝の気持ちは職場や日常生活において、円滑な人間関係を築くための基盤となります。
自分が周りに支えられていることを実感し、そのことに感謝することで、自己有用感も自己肯定感も高まるでしょう。
≪今日の心がけ≫
周囲への感謝の気持ちを忘れず、自分の役割に自信を持って過ごしましょう。